坂と雨


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 坂。
 平面的な布置に息切れが迷い込む場所。
 坂では、この世界という圧倒的具象に身をやつした透明な神が、手振れのように陰を表す。
 わたしは息切れ、欲情している。

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 透明人間がエロティックなのは、ただ覗き見の快楽というだけだろうか。
 葬り去られることのない死者は、雨の日にもサングラスを外さないだろうか。
 あるいは亡霊もまた、男たちの視線の中で組み伏せられ、犯されているのだろうか。
 雨は見えない視線に似ている。
 知らない男たち、知らない身体、知らない精液。

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