格闘家を襲う新型真菌症

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 日系メディカルより。
 南米で発生し、北米や欧州で猛威を振るう白癬菌が、日本にも上陸、菌の名前はTrichophyton tonsurans。柔道やレスリングなどの格闘技で、相手と接触した際に、皮膚の小さな傷からすかさず侵入する、感染力の強い菌だ。たった一回組み合うだけで感染してしまうこともある。 T.tonsuransは強い感染力を持ちますが症状は軽く、皮膚の接触部分にいわゆるタムシ様の紅斑を示し、湿疹と誤診されてしまうケースも多いとのこと。記事の中ではセロハンテープを利用した簡易的な菌採取法が紹介され、治療法としては抗真菌薬の内服が原則とされています。
 心当たりのある格闘技者、皮膚科の先生は、こちらに詳しい情報がありますので、是非確認してみて下さい。
 それにしても、たった一回のスパーリングでも感染してしまうとは恐ろしいですね。やっぱり格闘技は打撃系に限ります(笑)。試合に勝って白癬菌に負けないようご注意を。
『病原真菌と真菌症』山口英世 南山堂 5,145円
『病原真菌と真菌症』 山口英世 南山堂 5,145円
『真菌の今日的意味』螺良英郎 占部治邦 鍬谷書店 6,090円

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