ニューヨークのハリール・ジブラーン(カリール・ジブラン)公立学校が批判に曝されている


 「ファイルーズとハリール・ジブラーン」で触れたジブラーンですが、ニューヨークのハリール・ジブラーン公立学校が批判に曝されているそうです。

NPR : English-Arabic Public School Faces Harsh Critics

 ニューヨーク、ブルックリンのハリール・ジブラーン国際アカデミー(アラビア語と英語の公立学校)が、開校前から論争の的になっている。
 批判者たちは、この学校は過激なイスラーム主義者に率いられた「マドラサ」1であり、生徒たちをイスラームに改宗させようとしている、という。支持者たちは、このプロジェクトは様々なバックグラウンドの子供たちがアラビア語とアラブ文化を学び、平和の使節として大学へ進むための教育環境を提供するものと考えている。
 校長であり創始者でもあるデビ・アルモンタザは、学期が始まる前に辞任することになったが、「アラビア語の公立学校」という考えは依然として議論を呼んでいる。批判者たちは、アラビア語の公立学校は必然的にイスラームを教えることになり、憲法に反する、という。支持者たちは、アラビア語の公立学校は、スペイン語や中国語専門の公立学校と同様に考えるべきだ、としている。

 Wikipedia : Khalil Gibran International Academyによると、「この学校がイスラーム、ひいてはテロリズムを教える隠れ家となりかねない」という批判まであるようです。
 ハリール・ジブラーンがレバノンで生まれアメリカで活躍したキリスト教徒であり、福音書に迫るような美しい言葉で人々の心に平和を与えたことを考えると、皮肉というか、やり切れないというか・・。

  1. アラビア語で「学校」。「イスラーム教育の場」を含意している。 []