1976年版Hans Wehr Arabic-English Dictionary


 1976年版Hans Wehr Arabic-English Dictionaryを購入しました。
 Hans Wehr Arabic-English Dictionaryの最新版は1993年版ですが、アマゾンのレビューで「旧版の方が大きさが手ごろだった」というコメントがあった他、「アラビア書道とその周辺」さんのエントリにも「76年版はコンパクト」とあったので、たまたまマーケットプレイスに出品されていた1976年版を購入してみました。
 確かにコンパクトで持ち運びに便利です。パスポート初級アラビア語辞書と比べるとこんな感じ(厚さはHans Wehrの方があります)。

1976年版Hans Wehr Arabic-English Dictionary

 現在はパスポート初級アラビア語辞書とHans Wehrm、そして内藤浩二様作成によるアラビア語-日本語辞書データPersonal Dictionaryに入れたものを併用しています。持ち歩いているのは一番軽いパスポートだけですが・・。
 アラビア語は慣れないと辞書を引くのが難しい一方、語根にさえたどり着けばそこから色々な派生語に演繹的にイメージを膨らませていくことができます。また、派生形の活用変化等はかなり規則的です。こうしたハイパーリンク的構造?はコンピュータの得意とするところですから、現象としてのスペリングから語根、活用変化と派生語・関連語をUターンし展開するように辿っていくアプリケーションを作れれば、学習上非常に有益なのではないかと思います。
 電子辞書で実現できれば理想的ですが、サイズの問題から今ひとつ一覧性に欠けるかもしれません。また、どう考えても採算の合う商品にはなりそうもないので(笑)、ハードを作るのは難しいでしょう。
 Windowsアプリなら十分実現可能です。そういうものを誰か作ってくれないか、と言ったら「お前が作れ」と言われそうなので小声で呟くに留めておきますが、まとまった時間が取れるなら本当に作ってみてみたいです。幸い核となる辞書データは内藤浩二様の素晴らしいものがありますし、後は活用パターンを構造化したデータ、UIの製造だけです。.NETで良いならアプリ側は余裕で作れると思うのですが、データを揃えるのが現在のわたしのアラビア語力では厳しそうです。多少大雑把でも、その後の成長を見守っていただけるなら何とかなるかもしれませんが・・(この「成長」はアプリ的な改良というより、わたしのアラビア語力の成長に比例しそう)。
 Personal Dictionaryは文句なしに素晴らしいのですが、アラビア語独特の要件を作りこみ、初心者も語根的発想へと自然に誘導するものができたら、本当に面白いのですけれどね。
 でもまとまって休むなら、アプリ作るより勉強に行っちゃうだろうなぁ。

0879500034 Arabic English Dictionary of Modern Written Arabic
Hans Wehr
Spoken Language Services 1993-05-01