性犯罪と9・11いたずら


 「兎美味し 蚊の山」さんを眺めていて、このバナーが目に止まりました。

性犯罪を「いたずら」と呼ぶのをやめよう

 タイトルそのままの主張です。
 この冗談のような言葉についてわたしが思うことは、usauraraさんのエントリに全部書いてあるので、繰り返しません。
 こんなことを取り上げると、市民派っぽくて気持ち悪いですし、ファシストとしての格が下がりそうでイヤなのですが、サバイバーの活動家の方とはほんのちょっとだけ接触を持ったことがあります。おそらく今のわたしを彼女は認めないでしょうし、かなりの確率でむしろ「敵」なのですが、「身体が受け入れられない」「愛する人との性行為を拒絶してしまう」どうしようもない等が、極私的に胸に刺さりました。

 と言いつつ、バナーは張りません。理由は、ただ単にデザインが好きになれないから1。「ガラじゃない」というのもありますけれど。
 わたしとしては、むしろ「9・11いたずら」「地下鉄サリンいたずら」という呼び名を広めたいです。大目に見てやりなさいよ、いたずらなんだから。


 代わりというわけではないですが、件の活動家と、彼女の友人でもある男性(ちょっとややこしい事情をわたしとシェアしている)が共に大プッシュしていた本を、紹介しておきます。

『性的虐待を受けた人のポジティブ・セックス・ガイド』 ステイシーヘインズ StaciHaines 伊藤友里 『性的虐待を受けた人のポジティブ・セックス・ガイド』

 すごい本です。
 わたしが薦めるのはそれこそ「ガラじゃない」ですし、この手の本、という括りで言うなら原則として興味もないのですが、この本は確かに偉大です。
 わたしはサバイバーではありませんが、読んでいて「これはわたしだ! わたしじゃないか!」という思いがグルグル駆け巡りました。

 わたし個人は、それでもこの本には救われないし、別の方法で自分を助けますが、この本が少なからぬ人々を救っていて、その救われた人々が「敵」だとしても、トリガーは引かない。「お前なんかが共感するな」という誹りはまったくその通り。わたしは味方ではない。あなたたちが大嫌いだ。弾がもったいないから撃たないだけだ。
 弱者の博愛は信じない。一撃で敵を屠る力だけが、矛を収めると信じる。

私信:
 全然関係ないですが、わたしはうさぎにかなり弱いです。弱すぎて極力話題にしたくないくらいです。usauraraさんのところのカテゴリ名には、とろけそうになりました。
 キャラ分裂していますか? はい、よく言われます。

  1. なぜ空色なのでしょうね。該当サイトをもっとよく見たら理由が書いてあるのかもしれませんが、実はそれほど深く見ていません。この主張プロパーには共感しますが、サイトや運営団体には興味ありません。むしろ嫌悪感を抱きます。
    さらに話がズレますが、わたしは青という色が昔から好きになれません。貧しい色だと思います。映像を扱っていたとき、青がイージーでイヤで、なんとかして青が入り込まないよう苦心していたくらいです。「はてな」も青じゃなければもうちょっと好きになれた気がします。 []

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

コメント

  1. 誰が呼んでいるのか。…

    性犯罪を「いたずら」と。

        空色リボン  〜「いたずら」ってなんですか?(兎美味し 蚊の山)

    (more…)