タグボートのある風景

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 今の会社は湾岸にあって、目の前が海、という素晴らしいロケーションです。
 日に数回、喫煙室の窓から港の風景がぼさーっと眺めています。
 毎日見ているので、見慣れない船があるとすぐわかるくらいです。
 この港で時々タグボートがゆっくりとお仕事をしています。
 タグボートというのは、周りにタイヤがぶら下がっていて、大きな船をひっぱたり押したりして曳航する船のことです。
 先日、このタグボートが船を横付けするその瞬間を見ることができました。


 最初はロープでひっぱりながらおおよそのところまで船を持ってきます。
 丁度良い惰性がついた状態でロープを外し、それから横に回りこみます。
 ちょっとずつちょっとずつ鼻先で「のんのん」と押していき、ぴったりの場所に船を横付けしました。
 見事なものです。
 車の縦列駐車の比ではありません。
 のんびりした動きのようですが、船というのはブレーキがききませんし、あんな風にぴったり寄せるのは相当な技術なのだと思います。
 万が一ぶつけてしまったりしたら、被害も尋常ではないでしょうし、のどかに見えても繊細な作業なのでしょう。
 あんな船を操縦している「働くおじさん」には素朴な敬意を抱きます。
 タグボート自体もとってもかわいくて素敵です。
 「タグボート」という響きもなんだか懐かしいですし、鼻先で押していく姿がキュートなんですよ。
 まぁ、日頃あれでお仕事されている方にはそんな感慨はないのでしょうけれど(笑)。
 それだけで、何のオチもないのですが、ゆっくりだけど正確で堅実な仕事をしているタグボートを見ていると「見習わなくっちゃなぁ」という気持ちになったりします。
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