遠回りなショートカットキー

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 ショートカットキーのうち、shift+tabというのは使う機会の多い組み合わせだと思います。それなのに、どうもこれを押すたびに手首に無理がかかっているような気がしていました。
 先日、突然にその理由が発覚しました。
 わたしはshiht+tabを押す時に、左手で両方のキーを同時に押していたのです。小指でshiht、薬指でtabです。冷静に考えると、こんな押し方が自然なわけはありません。右手でshiftを押せば済む話ではありませんか。
 わたしだって、右側にshiftがあるくらい知らないわけではありません。ですが、おそらくは最初にこのトリッキーな入力法を覚えてしまい、以来癖になってしまったのでしょう。言ってる先から、どうしてもこのバレエのプリエのような指の形を作ってしまいます。
 わたしは夢中になると視野が狭くなる質で、時々こういう、不合理を根性で乗り越える行動にハマってしまいます。「そんなのマクロでやればいいじゃん!」という単純作業を延々と人力で繰り返していることがあります。
 この間お友達と電話していた時に、テレビのリフォーム番組に登場した「運の悪い」家族の住んでいる家があり得ないほど暮らしにくそうな作りで、「変な家に住んで変な人になったのか、変な人だから変な家に住んでいるのか」という話題になったのですが、人間はどんなものにでも慣れてしまうのではないか、と思います。大体、わたしたちが普段当たり前にやっていることだって、習慣の積み重ねに他なりません。
 だからこそなりたい自分とかけ離れているものに慣れてしまわないよう、気をつけておきたいです。よく不適応が問題になりますが、本当に恐ろしいのは「うっかり適応してしまう」ことなのではないでしょうか。
 ……とりあえず部屋でも片付けます。
『Excelショートカットキー事典―仕事力UP!』 980円

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