合コンこそ農耕的


 大野さんが「合コン」はやめようで合コン批判?をされています。エントリの主題は合コンの劣悪さ、「合コン」という言葉のかっこ悪さなどを巡るものなのですが、例によって本題とは全然関係のない細部に吸い寄せられました。

学生時代、周りに狩猟民族は少なく、定住型の農耕民族が多かった。恋愛も、畑を耕し種を蒔き、肥料をやり雑草を取り、ジワジワ育てるタイプ。だいたい普段の格好がツナギとか首にタオルとか、農民と同じである。飲み会も多かった。一つ課題が終わると終了コンパ。近くで酒を買って来て、作業着のままでアトリエでコンパ。農民の男女が収穫祭をしているようなものだ。

 ここで、暗黙的に「狩猟民族=合コン派」とされているように思うのですが、合コン派というのは狩猟的なのですか?
 わたしの中では、合コンこそ百姓的会合、下世話な箱庭的ゲーム、というイメージなのですが、大野さんにとっては違うようですね。
 言うまでもなく、合コンが「狩猟的」か「農耕的」かなどというのは話の本筋とは関係なく、さらに「狩猟的」「農耕的」という言葉遣いそのものがチープなイメージにすぎません。また、リアル狩猟採集生活は絶対「狩猟的」などではなかっただろう、ということは「採集民のススメ」でも書きました。ですから、ここでやりたいのはただの混ぜっ返しの言葉遊びで、筋も理屈も全然通っていません。


 もちろん、わたしも合コン処女です。多分、誘われたこともありません。
 職場の飲みは「合コン派」崩れのような人種によって先導されていますが、デフォルト感情「怒」のわたしに「飲みがたりないな~」などとジャレてきてくれる勇者はいません。ちなみに、職場飲みでは一滴も飲まず、「飲めないの?」と言われると「飲めますが、飲みたくないから飲みません」と応える善良な社会人です。強引に飲まされそうになったら「じゃぁ、ちゃんと付き合ってくださいね」とウォッカジョッキ飲みで勝負するイメージトレーニングは万全なのですが、世の殿方はタマ無しばかりで残念です。

 真に狩猟民なラヴや飲みがあるとしたら、ナンパ以外の何があるでしょう(「レイプがある」という回答は正しすぎてシャレにならないので却下)。
 ナンパは一般に二体二くらいが一番成功率が高いようですが、真のナンパは一対一です。というか、飲みの90%以上が一人なので、二体二ナンパなんて逆に経験ないです(一回、女二人でいるところに一人で突撃してきた勇者には会ったことがあります)。
 別にナンパされても着いていくことはありませんが、知らない人と話すのが好きなので、暇だったら大抵しばらくは一緒に飲みます。面倒臭くなったら適当にバイバイすれば良いことなので、気軽に新しい世界を覗くことができて、大変便利です。
 しかし、一対一でアタックしてくるのは、かなりの確率で外国人。なぜ日本人は、もっとナンパしないのでしょうか。社交辞令だと思って、ダメモトで声をかけてみましょうよ。とりあえず、ダベっているだけでも楽しいですから。やっぱり農耕民なわけ?

 いや、別にナンパを称揚しようという気も全然なく、ただあの劣悪極まりない合コン文化が「狩猟的」と認識されてしまっていることが、O型直情経口人間としてちょっと悔しい、というだけなのですけれど。
 合コンこそ農耕的でしょう! 田舎でやれ、田舎で!
 お前の酒なんか飲めるか、どん百姓が!

追記:
 大野さんが触れている「合ハイ」(合同ハイキング)という言葉は初めて聞きました。こっちはちょっと惹かれます。合同イモ掘りとか、絶対恋が芽生えそうもなくて萌えます。

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