OLはインナーマッスルトレーニングで痩せろ

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 この間までクレジットカードを売り歩いていたと思ったら、異様に割の悪い自宅翻訳、そして昼間はファイリングやらデータ入力やらに。かつて経験したことのないレベルで「一般事務」です。心底腰を落ち着けたい今日この頃です。
 「土日来てもらってるからご飯くらいおごるよ〜でも二人で行ったら別のとこ行っちゃうかなぁ〜」「やだぁ、課長〜」って、ものすごい「おーえる」です。世間の小娘どもがこんなことでそれなりなお給料頂いていたのかと思うと目眩がしそうですが、お水で脊髄反射レベルに鍛えられた超表面的愛想の良さで日銭を稼いでいます。半年やったら発狂しそうですが。

 ただ、単純作業というのは他のことを妄想できたりして、結構嫌いではありません。脳の中身は「強制的ヘテロセクシズムがっ」「XML::RSSがっ」でも、やっていることはコピー取りです。
 それも飽きてくると、今度は身体に向かいます。「おーえる」以外にも強くお勧めしたいですが、人間、究極のヒマ潰しツールは身体です。本も読めない、リスニングもできない、といった状況でも、身体だけは自由になります。
 ダイエット的に特にお勧めしたいのが、立ったまま脚の内旋・内展を意識するトレーンニングです。脚を地面にねじり込むように内側に力を加え、インナーマッスル(姿勢を調整する体幹に近い部分の筋肉)を鍛えるのです。
 下腹が出て悩んでいる方は、食事や運動はもちろんですが、姿勢に注意してみて下さい。女性によくあるのが、骨盤が前傾して下腹部を前に突き出してしまっている姿勢です。脚は骨で体重を支えるようにロックした状態で、上体もクタンと曲がっています。特にヒールの時は要注意です。
 この姿勢ではお尻ばかり目立って、贅肉がそれほどついていなくてもお腹が突き出した格好になってしまいいます。しかも腰や膝への負担も大きくなります。骨盤を中立に保とうとすれば、自然とお尻に力が入り、下腹がへこむはずです。この時、腹筋と同時に大切な役割をしているのが脚の内旋・内展なのです。
 スキーやボクシングのウィーヴィング的動作、ヨガや中国武術の站椿などもこういった筋肉を鍛えるのに有効だと思うのですが、コピー取り中にやると面白すぎるので、「脚捻り込み」で我慢しましょう。電車の中でも実行できます。ちなみに、人目がなければ蹴りの姿勢で広背筋を意識して中空で止めておくのもバカナルシスト気分が味わえます(わたしだけ?)。
 また、さりげなく微妙に片足立ちして、自律神経を鍛えるのもお勧めです。年齢と共に片足立ちの能力は下がっていきますし、神経を鍛えればアンチエイジング的効果もあると、わたしは信じています。
 およそ女子ライクではないことばかりですが、男女を問わず本当の美しさというのは適度に鍛えられた身体から生まれるものだと思います。昔武道を真面目にやっていた頃、四十代くらいの女性の先輩がいたのですが、パワーこそないものの素晴らしくキレのある動きをされていて、顔つきも若々しかったのが印象的でした。同じシワでも、身体意識の優れた人のものはなぜか美しく見えるのです。「こういう風に歳を取りたい」と憧れたものです。
 会社に来ている派遣の子が妙な姿勢でコピーを取っていたら、それはわたしか、影響されやすい善良な読者の方かもしれません。そっとしておいてあげて下さい。
『カラダ革命ランニング マッスル補強運動と正しい走り方』 講談社 1,365円
インナーマッスルに焦点を当てたランニング・トレーニング本です。

『スーパーボディを読む?ジョーダン、ウッズ、玉三郎の「胴体力」 』
伊藤昇 1,575円
 一時期結構かぶれていました。面白いです。ただ、具体的なスポーツなりと結びつけないとハマりすぎて暴走してしまうので、適度に取り入れましょう。ダンサーの方は是非参考にして、わたしの分までかっこよく踊って下さいませ。
『ナンバ走り』矢野龍彦 光文社新書 735円
 ちょっと前に流行った「ナンバ」ものから一冊。この手のものは信じすぎる危険だと思うのですが、この本は視点が冷静で安心して読めます。読み物としても秀逸で、肋骨の使い方などはすぐに練習にうつせます。武道やダンスではなくバスケというところが好きです(意味深)。
まっすぐ歩くだけ!ウェスト・下半身を引き締めるバランスライン ウェスト・下半身を引き締めるバランスライン 7,600円

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