Googleストリートビューに積極的に写る


 Googleストリートビューの厚顔ぶりが話題になっていて、個人的にもあまり面白くないのですが、「写すな」とかばかり言っていてもつまらないので、むしろ積極的に写る、あるいはGoogleに写す気をなくさせる、という方法はないでしょうか。
 家にYahoo!のロゴをでっかく描いてみる、常にYahoo!のTシャツを着て歩く、とかいうネタを考えたのですが、それくらいGoogle様は全然気にもしないでしょう。Google様の幾多の悪行を批判する垂れ幕なんかでも、まだダメっぽい。
 そんな政治性はまるっきりなしで、普通の営業広告をどかーんと出してみるのはどうでしょう。実際、今後「ストリートビューの名所」みたいなものができたら、そこに露出するだけでかなりの広告効果が見込めると思うのですけれどね。一周回って物理看板の復権!みたいな。
 いっそその看板にAdSenseとか付けられないですかね。あるパターンの垂れ幕みたいの吊るしておいて、Googleのカメラがそれを認識すると、自動で文脈に合わせた広告がハメこまれるわけです。もう、アフィリエイターがこぞって垂れ幕ですね。webで一発逆転!と思っていたのが、千年前からある地主パワーに屈するわけですが。
 怪しげなSEO業者もどきみたいのが現れて「ウチのビルの前はGoogleの撮影車がよく通るんですよ! こちらに更新頻度のグラフがあります」みたいな話になると面白いですね。「Googleの撮影車が通りやすくする五つの方法」とかがホッテントリになるのです。
 でもいくら頻繁に更新されたからと行って、アクセスがなければ意味がないわけで、よくアクセスされそうな場所というのは、結局物理世界で人気のある場所ですよね。渋谷駅前とか、実際の世の中と一緒になってしまうわけです。
 少し違うのは、「物理的には誰も立ち寄らない場所だけれど空から見ると面白い」、ヘンな形の島とか、ナスカの地上絵とか、そういう場所が特殊な不動産価値を持つようになるかもしれません。いや、ナスカの地上絵は今だって値打ちありますし、あそこに広告書くわけにもいかないでしょうが、前に紹介したドバイの世界地図の形の島なんて、もともと商業ベースでやっている話なのですから、衛星写真向けの広告とか打っても不思議ではないでしょう。あ、これはストリートビューじゃなくて、従来からのGoogle Mapsの話か。
 衛星写真向けの広告、というのは誰でも考え付きそうで、既に行われているんじゃないかと思うのですが、これはかなりコストをかけないと実現できません。もし同じことをストリートビュー用に実践するなら、衛星写真向けよりは低コストなはずです。そう思うと、広告媒体としての「見られる物理世界」は、ストリートビューのお陰で庶民の手に降りてきたのかもしれません。

 というような世界観がシャレじゃなくなりかねないので、やっぱりGoogle化はものすごい気持ち悪いですけれどね。