ish☆数えます

 新宿伊勢丹B2Fのレコード屋さんで、i-depの新譜”Fine tuning”が試聴コーナーにあるのを発見しました。このレコード屋さんは「えっ」というディスクが何気に置いてあって面白いです。
『Fine tuning(初回限定DVD付)』 i-dep KARLOF YoskeKokegawa PaulBrundland GustafKalof ”Fine tuning” i-dep

 i-depと聞いてすぐわかる人は多くないと思いますが、知る人ぞ知るラウンジポップ。
 1stの時よりグッと完成度が上がっています。相変わらず聞きやすく安心感のあるラウンジで、人によっては「ユルい」と感じるでしょうが、本当に身体を預けてほんにゃらできるラウンジというのは、非常に難しいのではないかと思います。職人芸がシンクロしないと、下手な小劇場芝居のような「痛さ」が出てしまうものでしょう。
 ”Fine tuning”は試聴で聞いて即「イイ!」でした。まぁ、わたしが歳をとって丸くなったのかもしれませんが・・・。

 個人的に思い入れがあるのは、ドラムスの狩野丈二さんが好きだからです。

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 岡田斗司夫さんが、『いつまでもデブと思うなよ』の「発想の権利を侵害している」とやらで「いいめもダイエット」にクレームをつけたことが話題になっていますね。
 この問題自体は個人的にはどうでもいいのですが、一つウケたのがアルファルファモザイク:岡田斗司夫が非営利の食事記録サイトに圧力をかけてサービス停止その後にあった2ちゃんねらーのコメント。

無くなった50kgの脂肪が岡田本体だからな
魔人ブウの悪い方が今の岡田

 なくなった脂肪の方が本体!
 デブ罵倒については頭一つ抜きん出ている自信があったのですが、痩せてまで「魔人ブウの悪い方」呼ばわりですか。

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 「頭のいい人は、難しいことも簡単に書けるはず」「難しく書くやつはバカ」といった意見から、「わかる/わからない」と転移の問題へと流れたエントリ群で、個人的に気になるものをリストアップしておきます。
 必ずしも一貫した問題系ではないため説明的タイトルしか思いつかないので、キーワードを文字列結合して「バカわかる転移」にしておきます。ものすごいわかりやすい転移の説明みたいでイイです。

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 「肉割れにはコラーゲンが本当に効果的らしい」の時に再開したファンケルのHTCコラーゲンをリピート購入しました。

HTCコラーゲン

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 アンカテさんが「初音ミクに便乗して創発的権力論再び」でものすごい重要なことを書かれているのに、思ったほど注目されておらず、かつコメントも的を外れたものが多いので、かなり危機感を抱いています。

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 sho_taさん「『頭のいい人が書く文章』問題について考えている」に反応します。

(「頭の良い人は難しいことをわかりやすく書けるものだ、理解ができないような難しい文章を書いている者はバカである」といった意見があるが)
「何が書いてあるかよくわからない文章に出会う」ということ、そしてそれを「理解しようと思うこと」ないしは「書いてるヤツがバカなんだ」と断じてしまうことは、おそらく「学び」というものに対する本質的な作用と態度に通じる(気がしている)。
(・・・)
「すでに知っていること」が書かれている文章なら、普通、読む気は起きない。「興味深く読む」という時は、たいてい「そこには自分のまだ知らないことが書かれている(ことが確信できる)」という状態だ。
(・・・)
つまり、「(その文章を読んだ時点での)自分には理解できない文章を読む」という行為に必要なのは、読解力とか論理構成能力とか経験とかよりも、信仰心とか好奇心のようなものが重要なのだろう。

 sho_taさんが「一目惚れ」と言い、コメント欄で草さんが転移とハッキリ言ってしまっている通り、テクストの読解に人を向かわせる力は、「まだ何かがある」予感、余白=周縁mergeへと投げ出される欲望、「この人はわたし以上にわたしを知っている」、つまりsujet supposé savoirの想定から来るものでしょう1
 草さんはわかって書いているはずですが、一応補足しておけば、想定される「作者」とは狭義のニンゲンの作者である必要はありません。現代のコンテクストではそれを「作者」と呼ぶことが一般的であるだけです。重要なのは「読まれることを予感していた者が誰かいる」ということです。無人島の砂浜に足跡を見つければ、それは記号signeですが、足跡を消した跡があるとすれば、それはsignifiantである、つまり「主体」が想定される、ということです2

 件のsho_taさんのテクストも含め、関心を持つ人の多くがこのあたりは了解済みのように思われるので、以下ではエッジのオイシイところだけ断片的に取り上げます。ここまででもかなり端折っている気がしますが、その辺を埋める地味な仕事はA型後衛タイプの草さんがやってくれる予定なので、省略して走る役に徹します。

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  1. コメント欄で草さんが仰っているわたしが以前に書いていたらしいテクストとは、「ブログ記事評価におけるテクストの自律性を問おうとして人格概念と意味についての議論にはまりこんでみる」あたりだと思います。似たようなことばかり書いているので、違ったらごめんなさい。 []
  2. この譬えはラカンがどこかで書いていたはずなのですが、いくら探してもどこだか思い出せません。もしかしてわたしの妄想ですか。 []

 小鳥さんが、「真に男らしい男のコーヒーの飲み方」で、

真に男らしい男は、きっと、コーヒーを豆のままかじるんだと思います。
湯で薄めて飲むなんてカッタるくてやってられない。
焙煎して茶色く焦げたコーヒー豆を、口いっぱいに頬張る。それが俺の昼食。

と書かれてるのを見て、ふと思い出したことがあります。
 ニューヨーク・ドールズの初代ドラマーのビリー・マーシアという人が1972年に亡くなっているのですが、その死因が「コーヒーを喉に詰まらせて」というものなのです。

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 手作り化粧水用のハイドロキノンとイソフラボン液を買いました。もう何回リピートしているかわからないくらい、ずっと使っているハイドロキノンですが、最近ちょっとだけ使い方を変えています。贅沢になって、ボディ用の化粧水にもハイドロキノンを入れているのです。

ボディ美白とハイドロキノン

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 自称大修館書店勤務、北区在住の中森さん、前にも申し上げましたが、迷惑なので気持ち悪いメールしないでください。
 あなたのためにコメント欄も閉じているのに、少しは人格障害の脳みそ活用してください。
 

 最近アラビア語学習で使いはじめたのが、この”Arabic Through the Qur’an”。

『Arabic Through the Qur'an (Islamic Texts Society)』 AlanJones Arabic Through the Qur’an

 「クルアーンで学ぶアラビア語」といったところでしょうか。
 基礎文法から一歩ずつ解説してくれている教科書なのですが、例文はすべてクルアーン。クルアーンを読むことを目標に、クルアーンの中での用法、現代アラビア語との違いなどにも細かく言及されています。やっぱり「わたしは昨日おいしいパンを食べました」より「Who but God can forgive sins?」の方が断然萌えます。
 当然すべて英語ですが、大学教養レベルの英語力があれば困りません。ついでにイスラーム用語の英語訳語や宗教用語も習得できて、一石二鳥です。
 日本の教科書でよく見るフォントと書体が異なり、最初少しとまどったのですが(ミームが異様にちっこい)、慣れるとこれも味わい深いです。
 ガッツリ取り組むタイプ教科書なので、最低限文字、できれば超初級レベルの文法はざっと日本語で勉強してからの方が良いと思います。この文法がひたすら果てしないので、ざっとで良いと思いますけれど。
 こうした目的のアラビア語の教科書というのが日本語でなく(アラビア語のテキスト自体が圧倒的に少ないですが)、ぴったりに思えたのですが、検索してもUKのアマゾンにポジティヴなコメントがあるくらいしかレビューが見つからず、手元に届くまでどんな本なのか不安でした。
 結果的にはアタリでした。ただ一つ、ものすごいショッキングな事実を除いて。

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 アラビア語の文法は数学的に精緻に構造化されていることで知られていて、語学マニアの中にはこの文法の複雑さに惹かれてアラビア語を始める人もいるようですが、わたしの脳みそにはひたすら負荷が高いばかり。結構色々な言語を齧りましたが、このわけのわからなさはラテン語に勝るとも劣りません。
 アラビア語というと、見慣れないアラビア文字のインパクトが大きいと思いますが、文字は意外と早く習得できます。右から左に書くのも自然。手で文字を書くということがほとんどない生活なので、一番手書きしているのがアラビア語です。たまに英語を右から読もうとしてしまい、ハッとすることがあります。
 というか、一旦文法の学習に取り組むと、こっちがヘヴィすぎて文字の壁なんて一瞬で忘れます(笑)。
 動詞の活用が非常に多いこと(人称・性・数・時制・態・法の組み合わせで一つの動詞が大体100通りくらいになる)は覚悟ができていたのですが、実際始めてみて一番インパクトを受けたのが数詞です。

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 こんなものを作ってみました。

キーワードアドバイスツールKEI with Ferret

 Ferretの提供している検索回数からKEI(キーワード有効性指標)を算出する豆ツールです。
 オーバーチュアのキーワードアドバイスツールがサポート終了し、この結果を利用していたツールにも停止してしまったものがあります。KEIが表示されるツールで無料・登録不要というところが見当たりません。一件、無料登録できるツールを捨てアドで試してみましたが、重くて実用に耐えませんでした。
 Ferretも一応登録は必要ですし、検索結果数もどこから取得しているのかよくわからないのですが、目安程度にはなるではないかと思います。

 「上司に連れられてキャバクラ行ってきた」
 上司に連れられてキャバクラに行ったら、あれよあれよという間にイイ感じのトークに引き込まれ、いつのまにかハマっていた、というお話。

いや営業トークだろとか
仕事だからとか
お世辞だろとか
薄々分かってるんだけど
でも分かりきれてないっていうか
そんなことどうでもいいっていうか
なんだろうこの不思議な感覚
別にそれでもいい、ずっと騙し続けてくれるなら、それが真実だ、みたいな感覚
あの某ネズミランドに行くような感覚と一緒だ

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 muse-A-museさんが「かしこさ」よりも「五常」がほしいで仁義礼智信について書かれています。拝読していてふと気づいたのですが、「義」についてほとんど触れられていません。一番わかりやすいと感じられたのか、何か意図があってのことなのかわかりませんが、ちょっと気になります。

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 サイボーグ・ファシズムについて、大分以前に「サイボーグ・ファシズムの対極は信仰か?人間は神の創造したものだから」というコメントを拝見しました。こうした立場からすると、一神教寄りのわたしの言説とサイボーグ・ファシズムは齟齬を来しているのではないか、という疑問が生じることではないかと思います。
 別段安い「一貫性」に拘泥するつもりはないのですが1、サイボーグ・ファシズムが信仰とどう関係するのか、現時点での考えをメモしておきたいと思います。
 なお、件のコメント者に対して反論や批判を試みよう、という意図ではありません。むしろ、こうした切り出し方ができる慧眼に敬意を表し、わたしなりの展開で返答しよう、というものです。

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  1.  こうして「とんでもない」ことを書いていると(書いているにも関わらず)、たまに「論理の内的破綻を指摘して批判する」という思い切り王道な「批判」に出会うことがありますが、破綻させようとして破綻させているものを「破綻している」と指摘するのは、「正しく誤読」されているのか、それとも狙ってやっているのか、判断に迷います。迷わせている限りで、転移的残余が生じるという点で、彼または彼女は「成功」しているわけですが(笑)。
     念のためですが、わたしは「内的一貫性」など微塵も重んじていません。むしろそうした肛門的吝嗇を徹底的に破壊しようとしています。書かれていないことだけが重要です。何かが常に書かれないのです。書かれなかったものへ飛翔するためには、書いて、書ききって(断言して)しまわなければなりません。
     そして書ききれなかったことに戻り「いや、わたしの言いたいことは・・」と背進するのではなく、次の断言へ進むのです。余白=周縁へと欲望を投げることが、わたしたちの義務なのであり、「義務」の肛門性を超越する唯一の方法なのですから。
     「一貫性」フェチで「わたしは生きているのか、死んでいるのか」という問いで防衛するケチなマザコン坊やどもに、残らずキンケリ入れるのが、わたしたちの仕事です。 []

 大昔に知人がミニコミ誌に登場し、そこで「やりたいこと、なすべきこと、できること、どれを基準に行動するか」といった質問を受けていました(毎回「注目の人物」が取り上げられ、同じ質問がされるらしい)。当時の彼は、「できること」を選んでいました。おそらく、その頃のわたしも同じだったと思います。
 青臭くて、身体中が痒くなります。
 当時のわたしの考えは、「『できること』は、世界とわたしに予め織り込まれた限界である、ゆえにそれこそが神の意志」のようなものだった気がするのですが(狭義の宗教的神を想定する必要はない)、翻せば「できないのも天の采配」という無責任でしかありません。

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 usauraraさんがやっていたので、まねして「うそこカレンダー」をやってみました。

usoko_yu.jpgゆのカレンダー
usoko_ish.JPGishのカレンダー

 空想を取るか「働」を取るかなら、空想かなぁ。
 いずれにせよ半分が「飲み会」ですが・・・。

 「小口容子『ワタシの王子』」のコメント欄で、小口容子さんとSM談義に花を咲かせています。その中で、「王子無職説」という仮説が突然閃きました。
 「王子」というのは、理想的サディストを指す小口用語なのですが、

ish:
王子はやっぱり王子であって「王」じゃダメなんですか。「王」の扱いの低さが、前から気になっています。女のサディストは「女王様」なのに、男が「王様」とは絶対呼ばれないじゃないですか。いや、そりゃ呼ばないでしょうよ、というのは100パー分かっていますが、「王」がすっ飛ばされて王子に行くロジックというのは、何がしか語れるものがある気がしています。

 という小学生のような疑問を(ビクビクしながら)彼女にぶつけてみたろころ、素晴らしい答えが返ってきました。

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 「『脳は存在しない』くらい言ってみる」のはてブで、ニーとホープのmassunnkさんが素晴らしいコメントを付けてくれています。

脳だけでものを考えようとする発想がわからないんだよなー末端あっての脳なのに。皮膚とかさ。ヒフヒフ。

 これに対しては「まったくその通り! 脳トレするより筋トレしろ!」という主旨を該当エントリに追記してあるのですが、この流れでmassunnkさんが紹介してくれたのが傳田光洋さんの『第三の脳』。

『第三の脳―皮膚から考える命、こころ、世界』 傳田光洋 『第三の脳―皮膚から考える命、こころ、世界』 傳田光洋

 スキンケアオタクとしては見過ごせない!と思い早速読んでみたのですが、脳・こころ・進化系の本として面白いだけでなく、胸がギュギュギュ~とされる切ない本でした。話題としてはどちらかというと理系男子ノリなのですが、文体も本の雰囲気も「優しい」空気に満ちていて、行間から赤外線ストーブのような温かみが感じられるのです。
 J.C.リリー1やテンプル・グランディン2など、皮膚の話題で出会うとは予想もしていなかった「気になる人たち」も登場します。極私的には、出身校が一緒だったり、たたき上げの皮膚スペシャリストではない辺りも、感情移入してしまいます(格が違いすぎますが)。

 以下、特に気になったポイントをメモしておきます。

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  1. 「『ジョン・C・リリィ生涯を語る』マッドサイエンティストの自伝」参照。 []
  2. 「『動物感覚―アニマル・マインドを読み解く』 テンプル・グランディン」「『火星の人類学者』 オリヴァー・サックス」「『我、自閉症に生まれて』 テンプル・グランディン」参照。 []

『現代アラブ・ムスリム世界―地中海とサハラのはざまで』 大塚和夫 『現代アラブ・ムスリム世界―地中海とサハラのはざまで』 大塚和夫

 「『イスラーム主義とは何か』大塚和夫」「都市生活者は唯一神と移動する」等で触れさせて頂いた大塚和夫氏編によるムスリム社会の文化人類学的調査報告・論文集。「アラブ・ムスリム世界」とありますが、対象は主に北アフリカのエジプト、モロッコ、チュニジアです。
 北アフリカという地域は、ヨーロッパのコンテクストでは明確な地位を備えているものの、日本人にとってはあまりはっきりと分節化されていないことが多いでしょう。日本で「アフリカ」と言うと、サハラ以南のアフリカが連想され、北アフリカについてもその延長でイメージされてしまう傾向があります。しかし北アフリカは、むしろ中東や南ヨーロッパとの結びつきが強い「地中海文化圏」であり、また最大のアラビア語話者人口を抱えるエジプトを擁するイスラーム文化の一大中心地域でもあります。
 本書はその北アフリカのムスリム社会における、細かな日常を垣間見られるエピソードが沢山収められていて、単純に読み物として読んでも面白いです。特に良かったのが、エジプトはアズハル・モスクのファトワー委員会の様子を伝える小杉泰氏による「イスラーム人生相談所」。

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 都市と抽象度の高い唯一神(非偶像的=非イメージ的神)の関係について考えています。

 イスラームが都市の商人の中から生まれた思想であること、この都市が砂漠=外部との関係において抽象される< 都市>であること、そして都市とは移動性そのものである(移動に「住む」)ことについては、「webは「砂の文明」である」「イスラームは「砂の思想」なのか」等で触れました。
 都市とサンボリックな神(土着性の低い神)という意味ではイスラームに拘泥しない方が適切なのかもしれませんが、イスラームにはやはりその典型が見出されると思われるため、これを契機として考えてみます。
 
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 「くん」付け、嫌いです。
 こういうことを言うと「ジェンダーフリー」みたいで寒気がするのですが、男性を「くん」付け、女性を「さん」付けする文化が、学校臭くて生理的に耐えられません。
 原則として性別・年齢を問わず「さん」付けしています。
 ちなみに、呼び捨て文化も相当鬱陶しいです。
 周囲に体育会系人間が多く、彼らが時に後輩を呼び捨てにするのは「親愛の情」の表れなのかもしれませんが、これまた生理的に受け付けません。端から見ているだけで仕事する気がなくなります。
 時々センムが女を呼び捨てにしていることがあり、他人事なら張り倒してやろうかと思います。そのセンムも、わたしを呼び捨てにするほど人生投げてはいないのが、かろうじて助いですが・・・。

 と、書いたのですが、言いたいのは「お互い『さん』付けにしよう!」などというお説教では全然なく、デフォルト「さん」付けくせに、「くん」を付けたくなる、つい付けちゃう、そういう時のお話です。

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 muse-A-muse 2ndさん「善悪の彼岸 (飽き味?)」「人に感謝しない者は、神にも感謝しない」についてこう書いてくれています。

まず最初にishさんのエントリを誤解してるように受け取られてるんだろうなぁと思うのでちょっと補足。ishさんのこれまでの流れ(考え)をおってきた人なら分かると思うけど、ishさんのアレは「宗教に依存」って感じではなく「敢えて踏み込む」って感じでの宗教回帰(あるいは利用)って事なんだと思う。(・・・)なんつーか、「全力で釣られる」って感じなんだと思う。

 こんな風に理解して下さる方がいるというのは、有難いことです。感謝します(笑)。
 muse-A-museさんは「suVeneのあれ: 「釣り」について」も引き、以下のように続けます。

 ぼく流に解釈すれば、「釣りかどうかが重要なのではなく、その話題をきっかけとしていろいろ考えた時間が大切なんだ」、ってこと。(・・・)
 つまり、「結果よりも過程」ってことなんだろう。「神様を信じたからってなにかしてくれるの?」っていう人がいるけどこういう人は「結果(見返り)」を求めていることになるんだと思う。そうではなくて信じることで得られる心理的安定や、それを通じて得られるコミュニティとの繋がりが大切なのだ。そしてそういったことを通じて「善く生きていく」ということ。

 少なくとも前半については、概ねわたしの意図を代弁してくれています。そしてこういう「冷静な人」がいてくれるお陰で、わたしは好き勝手言えるわけです。美人って得で困っちゃう♪
 一つ付け加えれば、「誤解」が生じることはわたしも分かっており、かつそれで良いと考えています。

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 「兎美味し 蚊の山」さんを眺めていて、このバナーが目に止まりました。

性犯罪を「いたずら」と呼ぶのをやめよう

 タイトルそのままの主張です。
 この冗談のような言葉についてわたしが思うことは、usauraraさんのエントリに全部書いてあるので、繰り返しません。
 こんなことを取り上げると、市民派っぽくて気持ち悪いですし、ファシストとしての格が下がりそうでイヤなのですが、サバイバーの活動家の方とはほんのちょっとだけ接触を持ったことがあります。おそらく今のわたしを彼女は認めないでしょうし、かなりの確率でむしろ「敵」なのですが、「身体が受け入れられない」「愛する人との性行為を拒絶してしまう」どうしようもない等が、極私的に胸に刺さりました。

 と言いつつ、バナーは張りません。理由は、ただ単にデザインが好きになれないから1。「ガラじゃない」というのもありますけれど。
 わたしとしては、むしろ「9・11いたずら」「地下鉄サリンいたずら」という呼び名を広めたいです。大目に見てやりなさいよ、いたずらなんだから。

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  1. なぜ空色なのでしょうね。該当サイトをもっとよく見たら理由が書いてあるのかもしれませんが、実はそれほど深く見ていません。この主張プロパーには共感しますが、サイトや運営団体には興味ありません。むしろ嫌悪感を抱きます。
    さらに話がズレますが、わたしは青という色が昔から好きになれません。貧しい色だと思います。映像を扱っていたとき、青がイージーでイヤで、なんとかして青が入り込まないよう苦心していたくらいです。「はてな」も青じゃなければもうちょっと好きになれた気がします。 []

 「人に感謝しない者は、神にも感謝しない」に、次のようなコメントを頂戴しました。

「神」という概念の捉え方かもしれない。あなたが感謝し、祈る「神」は私にとっては脳が作り出したゴーストだ

 まず、お断りしておくこととして、この方個人への反論や批判を試みようという意図はなく、また「無神論」に対するヒステリックな反応をするつもりもありません1。こうした立場はよく理解できますし、わたしもベースになっている物事の捉え方は、むしろ「そちら側」のように思います。わたしは「狂信者」であって「信仰者」ではありませんから(笑)、奉仕活動をしたり手相を見たりするような「宗教の人」ではありません2
 また、イスラームに大変惹かれてはいますが、ムスリマではありませんし、十分に深い知識があるわけでもありません。諸般の事情から、入信しようとしても断られる恐れすらあります。万が一にも、このブログで書いている内容をムスリムの考えなどと勘違いしないで下さい。

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  1. 現代日本人(多分、現代だけではないですが)の多くが「神を特に信じていない」としても、これは西洋的な意味での「無神論」ではありません。そもそもセム的な信仰という枠組みを持っていないわけですから、こうした「信仰の無さ」を「無神論」と呼ぶのは適切ではないでしょう。 []
  2. 「わたしが原理主義者です」参照 []

 「常に自分が主役」で「必ず脱ぐ」孤高のマゾヒスト映像作家小口容子。その2005年作品『ワタシの王子』を拝見しました。

小口容子『ワタシの王子』

 「王子」とは「理想的サディスト」を指す彼女の用語。
 作品は、「王子」を求めSM伝言ダイヤルに電話する彼女の、無言のモノローグとして展開します。
 正確には、そこにあるのは「展開」の無さ自体です。自意識を消滅させてくれる「王子」は、決して現れません。それを予期しながら、小口は電話をかけ続け、男と会い続ける。現れる男は「王子」に程遠く、善良で害がなく、ただ照れ隠しのような世間話を話続ける。

若い男はどうでもいいことをしゃべり続ける
そんなことはいいから早く
自由がきかないようにして、そこの床の上に転がしてくれ

 それを聞く小口も、世間なみのそれなりに安全な女になってしまっていることに、多分気づいている。

私はあいづちを打ちながら
遠くにいる気がしている
ときどきふと気づく
やはり自意識を捨てることができない

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 先日のNHKテレビ アラビア語会話の最終回(と言っても半年サイクルでリピートしている)で、講師のアルモーメン・アブドゥッラーさんが仰った言葉が素敵でした。

 من لا يشكر الناس لا يشكر الله
 マン・ラー・ヤシュクル・ッンナース・ラー・ヤシュクル・ッラーハ

 「人に感謝しない者は、神にも感謝しない」といった意味です。
 一般的には素直に「感謝は大事よ」くらいで受け止めておくのでしょうが、個人的には格別感慨深かったです。
 言い換えれば「神に感謝するには、人に感謝しなさい」「神がいないなら、人にも感謝なんかできるか」ということです。いや、モーメンさんも他のアラブ人もそんなひねくれた意味で使っているわけではないでしょうが、わたしにはその方がしっくり来ます。

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 WordPressでスパム対策にAkismetというプラグインを利用しているのですが、このフィルターがかなり強力です。
 しばらく前から「3件のスパムからあなたのサイトを保護しました」という表示がダッシュボードに出ていたのですが、「そのうちまとめて消そう」と思って放置していました。
 今日、何気に見てみたら、うち2件は普通のトラックバックでした。
 何が言いたいかというと、トラックバックを放置しまくっていた言い訳です。すいません!

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 ヨロヨロとアラビア語を学んでいます。
 昼休みと通勤時間くらいしか使えないため、遅々として進みませんが、レベルが低いだけにちょっとの進歩が嬉しいです。どこからどこまでが一文字なのかすら謎だったアラビア文字を判読できるようになっただけでも、格段の進歩に感じられます。小市民なので、敢えてハタから見ないで小さな幸せを噛み締めておきます。

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